平成23年、辛卯(かのとう) 謹賀新年 龍正寺トップページへ戻る

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日蓮宗新聞新年号より。

「正月は妙の一字のまつりなり。」(秋元殿御返事)

「正月」「端午」「七夕」など古くから大事にされてきた習慣。日蓮聖人は妙法蓮華経の五字を五節句になぞらえ、正月は天照太神を歳の神とする大事な節目と示されています。

お正月を迎えるには年の瀬の大掃除、大晦日には除夜の鐘の音に心の煩悩を洗い流す。

晴れ着に袖を通し、そして菩提寺、地元の神社仏閣を参拝。家族揃ってお屠蘇を頂き、子供たちはお年玉に大喜び。

元旦は料理も掃除もせずにゆったりと過ごす。これは掃除をすると、福も一緒に掃き出してしまうという考えから生まれたもの。これからはじまる一年間の苦労を乗り越えていくためのエネルギーを蓄えていくのが元旦の行事でした。

ところが、昨今の各家庭のお正月の過ごし方は様変わりしました。年賀状も年々減少の傾向にあると聞きます。お正月が特別な節目ではなくなり、それぞれが自由に迎える形態が増えてきています。

日蓮聖人は「妙とは蘇生の義なり。蘇生と申すはよみがえる義なり」と「法華題目鈔」に説かれています。疲弊した人や社会を再生させるためには今こそ私たちはお題目を心の指針としなければならないのではないでしょうか。日蓮聖人のお示しになられた「節目の大事」をお正月の行事を通じて一人ひとりの心に留めていただければと思います。



皆様方読んで、どの様に思われますか。私は子供の頃正月になると新しいものが身につけられ、お年玉がもらえ嬉しかった事が思い出されます。正月は掃除をしなくてよかった事や元旦は刃物を使わない事など、親から教えられたが今の世の中は元旦から掃除・料理・洗濯など福をにがしてしまってます。もう一度正月はどんなにたいせつな行事であるのか考えてみて下さい。

皆様にとって良き年になりますことをお祈り申し上げます。

南無妙法蓮華経